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《 ご挨拶 》

創作意欲に燃える8名の作家によって昭和28年(1953年)に創設されたシュピーゲル写真家協会は今年(2008年)で創設55周年を迎えます。歴史的に見ても写真美術の愛好家および作家の層が厚いここ関西には、起源の古さにおいて当協会をしのぐ写真クラブもあります。しかし、当協会ほど現在でも活発に活動を続けている団体は他に例を見ないのではと自負している次第です。このように当協会が元気に存続していますのも、毎年のシュピーゲル展および3年毎のシュピーゲル選抜展に遠路足をお運び下さり、我々に叱咤とエールを惜しまぬ皆様のお蔭と感謝する次第です。

いま、周知の通り写真を取り巻く環境はかつて例を見ない大きな変動期にあります。デジタルカメラやカメラ付き携帯電話の出現とその急速な進化によって、フイルムカメラの生産量が大きく衰退し、これに伴って従来の感材(写真フィルム及び印画紙)の生産量も減少の一途をたどっています。また、インターネットの急速な発達と共に、各家庭や企業に設置されたパソコンのモニター上に大量の写真画像を表示可能となったことも革命的変化といえます。要約すればデジタル化の潮流という表現が適切でしょうか。歴史を誇る当協会としても、この新しい時代の波と無縁であり得る筈はなく、会員からも時代性を反映した新たな作風が続々と生まれており、作品領域の更なる開拓に希望を抱くこのごろです。

此の度、シュピーゲル写真家協会では、創設55周年を記念する事業の一環としてWebサイトを開設、運営することとなりました。非営利の個人団体である当協会にとって、Webサイトという時代の新手段がどのような意味を持ち得るか予測さえできませんが、むしろ、どのような意味を持たせることができるかという観点で、大いに希望を託しつつ当Webサイトの展開を見守りたいと思います。

本Webサイトの初期形態はご覧の通り機能重視のシンプルな体裁ですが、少なくとも、当協会主催展覧会などの活動の告知板として、また、皆様からのご質問やご指摘を受容する窓口としての役割は十分に果たし得る構成ですので、是非とも有効にご活用頂ければと思います。また、当サイトを糸口として、我々の風土に新たな旋風を巻き起こす気力旺盛な新人作家、特にプロフェッショナルの参加を期待する次第です。 (シュピーゲル写真家協会顧問 西岡伸太)


《 協会の概要 》

  • 会 長:高橋 靖
  • 副会長:河方隆夫
  • 名誉顧問:西岡伸太
  • 例会委員長:三宅正文
  • 展覧会委員長:小野寺シュウ
  • 企画委員長:山本功巳
  • 総務委員長:河方隆夫
  • WEB委員長:月岡四郎
  • 会計委員:浦谷 光
  • 会員数:37名(2016.1.1現在)
  • 主活動内容:研究例会(8月と12月を除く毎月)など
  • 作品発表:シュピーゲル展(毎年)/シュピーゲル写真集の発行(5年毎)
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